おいしい紅茶を淹れるにはどうしたら良いでしょうか？

色、味、香り、の良いおいしい紅茶を淹れる為のポイントを
「ゴールデンルール」と言います

おいしい紅茶の淹れ方（ゴールデンルール）

新鮮な品質の良い茶葉を使う
高価な茶葉と言う意味ではなく、自分の好みに合う茶葉が良いです。
状態としては、ツヤがあり、大きさが揃っていて、しっかり乾燥している茶葉が良いでしょう。
市販品などの場合は、製造日や賞味期限を参考にしてください。
⇒ 自分の好みに合う紅茶を探す

ティーポットを温める
茶器が冷たいと、紅茶本来の豊かな味や香りを引き出せません。
茶葉を淹れる前にポットやカップにお湯を注ぎ、茶器を温めておいてください。
ティーポットは、鉄分を含まない陶器製の物が良いです。
（紅茶のタンニンが鉄分と化合し、色が黒っぽくなり香りが悪くなります）
お湯を注いだ時に対流しやすい底の丸いポットを選ぶのもポイントです。
⇒ ティーポットを探す

茶葉の分量を正しく量る
カップ1杯（150ml）に対し、ティースプーン1杯（3g）くらいが目安ですが、自分の好みに合わせて量を調整してください。
小さい茶葉は中盛り、大きな茶葉は大盛りにすると良いです。
5杯分くらいまでを同じポットで1度に淹れる場合は、1杯分多く茶葉を加えるのが良いとされています。

沸騰しているお湯を使う
紅茶の抽出には高い温度が必要です。
しっかり沸騰したお湯を使ってください。
また、水は空気を多く含んだ軟水が良いので、ミネラルウォーターや汲み置きの水より、出したての水道水が好ましいです。
お湯を注ぐ際には、勢いよく注ぎ入れるのがポイントです。
ポットの中の対流で茶葉が上下に浮き沈みするジャンピングが起こることにより、味や香りが抽出されます。

蒸らす
お湯を注いでから3～5分でジャンピングが終わり、茶葉が底に静みます。
その為、お湯を注いだ後は3分くらい蒸らしてからカップに注ぐと良いです。
カップでティーパックの紅茶を淹れる場合にも、お湯を注いでからカップに蓋をして1～2分くらい蒸らすと味や香りが抽出されやすくなります。

カップに注ぐ
カップに注ぐ前に、ポットの中身をスプーンで軽く混ぜ、底に沈んだ旨みを均一に広げます。
紅茶を注ぐ時の最後の一滴を「ゴールデンドロップ」と言い、メインゲストのカップに注ぎます。

みなさんも「ゴールデンルール」を参考においしい紅茶を淹れてみてください